かんたん安心・安全の真空パック!お米の長期保存方法の完結編!!(費用0円)
100均や家のもので費用ほとんど0円。
お米を買いすぎたり、もらい過ぎても困らない、白米以外でも使える、長期保存方法を紹介します。100均や家にあるものも使うので費用はほとんど掛かりません。
用意する物は
・二重ジッパー付のビニール袋
・ストロー
・つまようじ
・ホカロン
・アルコール(家庭用・台所用も可能)
※
ジッパーについては100均で売っている品でも良いが、強度が心配ならホームセンター等の衣類用もお勧めします。
■お米の長期保存方法を公開します!!
1 お米を袋の上から綺麗にアルコール等で軽く拭きます。、
2 お米の袋の表と裏の全体に、つまようじでブスブスと3cm間隔で穴を開けます。四隅も含めて、まんべんなく穴を開けて下さい。
3 お米を袋ごとジッパー付のビニール袋に入れます。(一番外側のジッパーには絶対に穴は開けないで下さい。)
4 ホカロンを袋から出して、少し温まってきた頃合いをみて、ジッパー内の米袋の表と裏に密着させます。
5 一番端にストローを半分挿入したまま、ジッパーのチャックを空気漏れの無いように締めていきます。
残った空気をストローで吸い出します!!
6 ストロー以外のジッパーを完全に閉じ切ったら、ジッパーの中に残っている空気をストローで外に吸い出します。
ストローの吸い方で絶対に注意したいのは、お腹や肺に空気を吸い込むのではなく、口の中だけに吸い込んで、吸い込んだらストローぐちを指でつぶし押さえて、ジッパー内への空気の逆流を防ぎながら、口から空気を吐き出します。
続けて、また口の中だけに吸い込んで、指でストローをつぶし押さえ、空気を口から吐き出す。
これを何度か行うとジッパー内や米袋の中の空気が抜けるのがハッキリわかります。ある程度の空気を排出したら、ストローを抜きながら手早くジッパーのチャックを完全に締めて下さい。これで95%の空気が抜けました。
■目指すは完全な真空状態での保存!!
上手く出来ていると、ジッパーに縦スジが入り、ほとんどの空気が抜けたようになります。ここからは中に入ってるホカロンが効力を発揮します。
ホカロンが温かくなるためには空気を消費するため、ここまでの作業方法で、どこかに小さな隙間など開けていなければ、約1~2時間放置していると、ジッパーの中が真空状態になり、たとえ、米くい虫(コクゾウムシ)等の卵があったとしても一切の活動が出来なくなり真空状態の中で死滅します。
真空パックして、1日も経つと、お米袋と言うよりも「岩石の塊」のようにガッチンガッチンに固まっているはずなので、そのままそっと直射日光の当たらない場所で保存して下さい。(ガチガチになっていなければ、とこかから空気が漏れ入って失敗しています。)
【最後に注意点】
大きめの地震や、何かの振動で、真空でガチガチに固まっていたはずの袋がユルんでいる事がありますので、たまに優しく手で撫でるようにチェックされてみて下さい。
ガチガチでない場合は、何かのはずみで空気が漏れ入ってきた状態ですので、早めに、長期保存方法で真空状態にして下さい。気づくのが遅れた場合、お米の劣化が多少進む他に、ホカロンの燃料が消費されてしまっている事もありうるので、新しいホカロンに変えると良いでしょう。
長期保存に成功したお米を開封した場合は、ホカロンの燃料はほとんど消費されてないので、その場でホカロンを放置しなければ、新しく長期保存するジッパー内で再利用が可能です。
地震への備えや備蓄に。
2011年の東日本大震災や、2020年のコロナ開始時期に、店頭からお米が消えた際にも、我が家には、たまたま備蓄があったので、充分に役に立ちました。
2年近く保存した米も食べましたが、味も粘り気も変わらず、美味しく頂くことが出来ました。では皆様の「お米の長期保存方法」の成功を祈ります。