初めてのワカサギ、ボート釣り方入門
夏の高原のリゾート湖、秋の紅葉の湖畔、そして真冬の雪景色へと出掛けてみよう!!

チャレンジ開始!
湖のボート桟橋
ボートの釣りでも防寒対策が必要です。
手軽に楽しめるボートからのワカサギ釣りですが、たとえ季節が秋だったとしても寒さ対策に油断は禁物です。

湖上では風をさえぎるものが無いので、見ため以上に冷える事があります。天候が良い日でも、風が吹いてくると寒くて釣りにならない事もあるので、防寒服(防寒着やジャンパー)などをボートに積んで、充分な寒さ対策をとってから舟を出しましょう。

注意点
※ ボートは座ったまま静かに漕ぎます。

※ ボート上への、火気の持込みは(ランタン・ミニストーブなど)、ほとんどの釣り場で禁止されていますのでご注意下さい。

※ ライフジャケットはイザという時に、大切なものを守ってくれる必須装備ですので、しっかり着用をお願い致します。

※ ボートの上で立ち上がると、舟のバランスが崩れてしまう恐れがあります。とくに小さなお子さんへは、ボートに乗る前、乗った後と、しつこいくらいに言い聞かせてあげて下さい。

氷上や、ドーム船と違い、湖の上は単独行動になるので、釣り道具や装備に忘れ物がないか、ボート桟橋を出る前にしっかり確認しましょう。






ボートを湖上のポイントへ止める方法

目指すポイント付近へボートを進めたら、次に、ボートを湖上に固定しなくてはなりません。

ロープ止め」と「アンカーどめ」と大きく分けて二通りありますが、最近では多くの人気釣り場が、水中の「ロープ止め」になっています。
紅葉の季節

ロープ止めの手順 
ロープを使う方法や専用アイテム使用法。

湖に張られてある水中のロープに、紐や細ロープを使って縛りつける手順です。

1 まず、水中に張ってあるロープを見つけて、舟のオールで、ゆっくり引っ張り上げます。

2 続いて、手を水中に突っ込んで、素早くロープをつかんで、ヒモを掛けます。

3 ヒモを、2~3回ロープにグルグルと撒きつけ、手持ちの方を、舟のオールの差し込む穴に入れます。

4 最後に 力を入れて引っ張りながら、ひもで、 ボートとロープをしっかり結んで固定させます。

※これを舟の左右両サイドで行って下さい。

ボート釣り専用釣り具注意点
ロープを引き上げる際、手が濡れてしまったり、ロープが深緑色ヌメっていたり、藻類や汚れが付いている事もあるので、ビニール手袋があると便利です。

かんたんな方法
自信のない方は、「かんたんワカサギ・ボートどめ」を、使ってみて下さい。水中にロープの張ってある釣り場なら、かんたんに舟付けが可能です。手が汚れたり、濡れることもなく、力のない人でも使いこなせるから安心です。


アンカー止めの手順
アンカーを水中へ落とす方法。

アンカー手順1 アンカーどめ手順2
1 2
まずは、ボートから、1個目のアンカーをゆっくり水中へ投入します。次に舟を移動して、2個目のアンカーをゆっくり投入します。

アンカー使用 手順3 アンカーロープ使い方4
3 4
2本のロープ綱を操って、釣りたいポイントへ舟を誘導させます。両サイドのロープを張ってボートを固定します。角度は40度前後。





ボート釣りの仕掛けボート わかさぎ釣り方 仕掛け編 
仕掛け針とエサは、湖にある売店(ボート店)に、ほとんどの場合置かれています。

竿は1本-2本が基本です
水深があるので、1~1.8mの、リールの付いた釣り竿が扱いやすいです。好みによっては手バネ竿でも良いと思いますが、深いタナを手早く探れるよう、リール竿(電動リール含む)で、トライするのが簡単です。


仕掛け
は、ナイロン製の、0.6号~0.8号程度が扱いやすいと思います。40-50m程度巻いておけば充分です。

は、釣り具店等で売られている一般的な「ワカサギ釣り用」の仕掛けで良いのですが、購入の際にヒントとしたいのは、仕掛けの長さです。

使用する竿の長さよりも仕掛けの方が、はるかに長いと、エサを付けたり、魚を針から外したりする際に面倒な作業になってしまいます。竿の長さと同じくらいの長さの仕掛けがベストです。仕掛け切れや、絡まってしまっても良いように、予備の仕掛けも何セットか必ず用意しておいて下さい。


オモリ
初めての方は、1号と、2号のナス型オモリを購入すると良いでしょう。「ワカサギ仕掛け」の一番下に、ワンタッチで取り付けられます。

1号の方が軽いので「小さなアタリ」も良くわかります。水深のある場合は2号の方が仕掛けが安定します。予備オモリの用意もしておきましょう。


リール竿が便利エサは赤虫やラビットが一般的です
ワカサギのエサとしては「サシ」「紅サシ」「ラビット」「赤虫」などが一般的ですが「赤虫」は、針に付けるのに少々「コツ」が必要ですが、慣れてくると簡単に付けられるようになります。

擬似エサ(加工エサ)でも釣れますが、たくさん釣るには、上記の生きエサの方が有利のようです。(1種類300円程度。餌は各釣り場のお店でも用意してあります。)


その他の準備
小型ハサミ(200円程) エサを半分に切ったり、仕掛けの手直しなどにも使えます。

エサを入れる小皿(100円) げんこつが入る位の大きさで良いと思います。

手ぬぐい・タオルなど(100円) 手で魚を掴んだりするので、2~3枚あると便利です。

その他
氷詰めした小型のクーラーボックスや、ボウルなどが必要です。その日に食べてしまうのであれば、普通のビニール袋でも大丈夫です。

わかさぎ釣りの注意点
湖に、携帯電話、腕時計、サイフ、メガネ等、絶対に落とさないよう、充分に気をつけて下さい。もちろん釣り道具(とくに竿)も同じです。





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