ワカサギ釣り 釣れないときどうする?
釣れない時は繰り返し試してみよう!!
1 エサのサシやラビットをハリにつけてから、ハサミでカットする
釣れない時のことを、一般的な釣り用語では「食いが悪い・渋い」といいます。
魚があまりエサに興味を示さず、当たりの回数が少なく、釣果があまり上がりません。
こんな時は、ハリに付けたサシやラビットをハサミで切って、サシやラビットの体液を少しずつ流すことで、魚の「食べる気を」起こさせる事が出来ます。
エサの先の部分をカットすると、白い体液が流れ出すので、そのまま仕掛けを沈めてください。魚が反応すれば、アタリの回数が格段に増えるはずです。
エサは、体液が流れ出してしまい、透明になった時点でスグに取り替えて、また繰り返します。
2 タナを変えてみる
ワカサギは意外に広範囲の水深に分布しています。水深30メートルの深場に群れている時もあります。
濁りのある時には底近くではなく、かなり上層に群れが集まることがあります。そのタナを正確に把握することで、ワカサギの密度の濃い遊泳層を釣ることができます。
夕方や曇の日などは、2-3メートル程にタナが上がることがあります。出来れば竿を2本用意して、異なるタナにエサを降ろしておくと、その日のタナがつかみやすくなります。
また、仕掛けのどの位置のハリによく魚が掛かるかも参考になります。上の方の針に多く魚が掛かるような時は、ワカサギの遊泳層は上になります。
3 ワカサギ・クリスタルを付けてみる
ワカサギ・クリスタルは、光のシグナルで魚を集めて競争心をあおって釣果を伸ばすアイテムです。
食い渋りの時の必須アイテムともいえるもので、いろいろな湖で実績をあげています。
「ワカサギ・クリスタル」付けると、魚の大きさが1-2サイズ上がることも多く、大型魚を寄せるので、それだけ食いも活発になります。試してみてください。
ワカサギ・クリスタル(仕掛け)
4 ハリの大きさを変えてみる。
ワカサギは小さな魚です。針の号数を小さくする事で、食い込みが良くなります。
とくに透明度の高い湖では、金色のハリより、普通の鋼色のハリの方が釣れる場合が多くなります。1番にある、エサのカットとともに、面倒でも試してみる価値があることでしょう。
5 アワセ&誘いのタイミングを変えてみる
実は、ワカサギ釣りでは「魚が食っているのに」アタリが出ない事もたくさんあります。とくに場所や標高によって抱卵期を迎える11月ごろには、警戒心が強くなり、アタリも微妙な動きになります。
この小さなアタリは、とくに難しいので、エサを投入してから、合わせや誘いのタイミングを変えてみてくださ。エサが底に着いたら、すぐに誘ってアワセてみるとか、「1.2.3.4.5」と数を数えてアワセや、小さく小刻みな誘いを入れてみるなど、いろいろと工夫してみてください。
6 オモリの大きさを変えてみる
以前はワカサギ釣りでは、オモリはそれほど気にしない方が多かったようですが、最近ではオモリを変えることによって釣果を伸ばしている方が多くいます。
食い渋り時には、エサの落下速度を遅くするために、オモリを小さくすると効果があります。3号のオモリを2号へなど、1サイズ小さくしてみます。